#11リクライ

このインタビュー記事は、アーティストがライブ中の短い時間じゃ語れない、ライブ中じゃ分からないプライベートな部分に触れて深い部分での共感ポイントを引き出すことでより本人の魅力迫る事を目的としたコーナーです。

 

リクライプロフィール

アーティスト名:リクライ
身長;180.1cm
体重:73kg
住んでるところ:名古屋

 

実際は歌が下手なのに動画ではあそこまでカッコよくなれる

──こんにちは、今日はよろしくお願いします。さっそくリクライ氏に聞いてみたかったこと聞かせていただきますね。小説にMIXに音楽活動に多種多様に活動されてるリクライ氏ですが本業はどれがメインなんですか?

本業はMIXなんですけど

最近は少しだけ倦怠期のようなものに入ってしまいまして

今では歌ってみたが本業になりますね。

──どこのタイミングでMIXってエンジニア業務に興味を持ち始めたんですか?

音楽に興味を示すきっかけが高校の時に好きだった女の子が音楽が好きで

その子に認めてもらいたくて音楽を始めたのが興味を示すきっかけになったんですが

MIXにはそれより前から興味があったんです。

好きな歌い手がライブでは歌が下手だと周りの人に言われていて

むしろ実際は歌が下手なのに動画ではあそこまでカッコよくなれるのか!と思い

MIXという作業に興味を持ちました。

──好きな子に振り向いてもらうために始めた音楽活動、最初はやっぱりボーカルとかが主流だと思うのですが

好きな女の子に振り向いてもらうために音楽を始めたのは事実です。

俺ももちろん、他の人と同じように歌から入ったんです。

何せ、その女の子の好きな異性のタイプが自分より歌が上手い人でしたからね。

ですから、めちゃくちゃ歌が上手いその子よりも歌がうまくなる必要があったんです。

けれど、自分は高校生になるまで合唱しかやったことがなく

なんなら高校2年生になってその子のことを好きになるまで

カラオケはたまに行ってたんですけど、ほとんど歌を歌ってこなかったんです。

そのため俺のスタートはめちゃくちゃ遅く

あげくには才能があるわけではないですから伸びが微妙すぎたんです。

そうこうやっているうちに高校3年生になり

就職すると言っていたその子とはもう少しでお別れの季節になってしまいました。

その頃ようやく少し歌がうまくなったとその子に褒められたんですけど

その子の視線を俺に向けさせることはまだできていませんでした。

気づけば別れが近づいていて、学校にいかなくなる時期を考えると残り3ヶ月しかないという状態担ってしまいました。

いい加減ヤバいと思いどうにか彼女を振り向かせたいと思った時MIXのことを思い出したんです。

もし自分がMIXを学び、それで歌が上手いかのように見せかけニコニコ動画などに投稿して評価されるようなことがあれば、その子は振り向いてくれるのではないか。

歌は努力だけではどうしようもない部分が存在するけれど、エンジニア業務はあくまでも作業であるため、努力がわかりやすく現れるのではないか。

ならば自分は単純に歌を頑張るより、MIX業務を学ぶ方がより早く成長することができるのではないだろうか。

そう思って高校3年生の秋頃に本格的にMIXに興味を持ち、そちらをメインでやろうと決心しました。

──なるほど!好きな子が理由で始めた音楽活動で、どうしてLIVE出てみようと思ったんですか?

ライブ活動を始めようと思ったきっかけは

歌ってみたをやってる以上は一度くらいライブに出たいと思ったのと

二十歳を目前にして未成年のうちに何かを成し遂げたいと思ったからです。

──今後の目標など教えて下さい

とりあえず結構予定が遅れてるんですけど

年内にはオリジナルのボカロ曲を投稿したいですね。

あと、大学があと二年で卒業なので

それまでには小説家としてデビューできるようもっと積極的に活動していきたいですね

 

自分がまだ子供らしく夢を語れる間

──小説も書かれてるようですが、始めようと思ったきっかけは何だったんですか?

小説を書こうと思ったきっかけは、高校のときによく本の話をしてたクラスメイトに勧められて

じゃあやるか!ってなって書こうと思いました

──今や小説家への夢も抱くようになっているようですがどこから本気になったんですか?

小説家という職業には中学あたりから興味がありました。

ただ、小説や漫画、曲作りといった創作物はどうしても才能みたいなものが

大きく関わってくるというイメージを持ってしまっていて

なかなかその職業を夢として語ることができなかったんです。

自分には才能がないと思っていましたしね。

ですが、高校3年の冬。受験が終わった後

同級生が後押しをしてくれてその友人に見せるためだけに小説を書いてみました。

すでにネット上に公開している『最後の夢』という小説と

現在非公開にしている『理想日記』という作品がその時に書いた作品で

俺の処女作なんですが、これらを友人に見せた時、友人はお世辞かもしれないですが面白いと褒めてくれたんです。

それで少しだけ自信がついて、じゃあとりあえず自分がまだ子供らしく夢を語れる間

大学を卒業するまでは本気で目指してみようと思い

大学に入る直前あたりで本気で小説家になりたいと思うようになっていました。

──一番好きな作家さんってどなたですか?

説で一番好きな作家は悩ましいところですけど三秋縋さんです。

自分も小説を書くとき結構この人の作風に寄ってしまう程に好きです。

ハッピーエンドが好まれる中バッドエンドが待ってることは変わらないけれど

その一歩手前で結末から目を反らして幸せを感じる。そんな作風で物凄く素敵な文章を書かれてます。

──プライベートな質問なんですが、普段アルバイトとかしてるんですか?(•ε• )

普段は焼き肉屋さんでアルバイトしながら大学生してます。

もしもお店で俺を見かけたらそっとしておいて下さいw

──最後に影響を受けたアーティストを教えて下さい。

音楽で一番影響を受けたアーティストは一人を選べと言われたら難しいんですけど

複数人選んで良いのでしたら、『そらる』さんと『amazarashi』さんですね。

自分はかなり声が低いんですけど、声が低い人間からするとそらるさんはかなり目標というか

こうなりたい!って理想像に見えるんです。

だから歌いかたとか息づかいとか、確実にそらるさんに影響は受けてますね。

amazarashiさんは結構メッセージ性が強くて

感情の込めかたが凄く自分の好みなんですよ。

なので、自分はamazarashiさんを結構参考にして感情を込めて歌ってます。

 

取材日:2018/3/28