#01あきちゃん

このインタビュー記事は、アーティストがライブ中の短い時間じゃ語れない、ライブ中じゃ分からないプライベートな部分に触れて深い部分での共感ポイントを引き出すことでより本人の魅力迫る事を目的としたコーナーです。

 

あきちゃんプロフィール

アーティスト名:あきちゃん
身長;177cm
体重:67kg
血液型:B型
住んでるところ:栃木
アーティスト名の由来:本名を文字ってあきちゃんにしてます。

 

普段は製造業の仕事をしていて船を作ったりしてます。

──こんにちは、お久しぶりです。

お久しぶりです。新年明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

 
──こちらこそ今年もよろしくおねがいします!(笑)今回LIVEをしてないプライベートな時間のあきちゃんは何してるのか教えていただけますか?

普段は製造業の仕事をしていて船を作ったりしてます。

部品を作って検査して出荷するって感じです。

最近仕事が忙しくてちょっと前までは油の洗浄装置を作ってたんですけど、今ではホント船の中身を作ってて(笑)いつのまにか僕船一隻作れるぐらい技術身についてました。

今だと普通に漁師が乗ってる漁船作れちゃいますね。

仕事が上手くいってる反面ちょっと転職をいろいろ考えないとって思ってますね。LIVE活動の拠点が東京なので栃木に住んでるとアクセスだったりで他の演者さんと一緒に何かをするとしても出来ない事が多くて

ぼくとしてはいつでも気軽に声掛けて欲しいんですけど相手にも気を使わせてたりするので…。

地方民としての悩みですね~。

 

はい、クラウンに乗ってます。

──地元では、お車に乗ってらっしゃるとお聞きしたことがあるんですけど

クラウンの流れ来た!(笑)

はい、クラウンに乗ってます。

 
──実は、あきちゃんは地元で仕事出世しまくってて貯金がたんまりあって高級車に乗ってるってことでいいですね?

いや~、これはみなさんの想像にお任せします。

真実を知りたい人は会ったときにでも直接訪ねてくれれば僕が何故クラウンに乗ってるのか話しますよ。

※クラウンはグレードにもよりますが新車だと400万~550万ぐらいするトヨタの高級車です。

 

栃木といえば

──栃木民として栃木といえば?みたいな栃木の魅力を教えて下さい。

栃木といえば宇都宮の餃子みたいなイメージを浮かぶ人も多いんじゃないですかね。それと日光ですね。

最近では日光の近くにある「日光東照宮」が世界遺産として認定されて観光する人が増えてきました!

「日光東照宮」は徳川家康さんの墓があって普通に祭られてる墓が見れるので歴史に興味がある人はオススメです。「日光東照宮」が栄えてきて人のアクセスが間に合って無くて、いま路面電車が作られてるんです。

栃木県は「日光東照宮」という人権をもらったのでこれから栄えていきますよ!群馬や茨城とは違うんです(笑)

 

LiSAが僕の音楽の起源でもあったんです。

──ツイッターではアニメの画像を引用していろいろつぶやいたりしてる光景をよくみかけますが、アニメ好きなんですか?

アニメ好きですよ。最近仕事忙しくて観れてないこともあるんですけど、いいカルチャーですよね!

アニメっていうか2次元でした表現出来ない描写だったり惹かれる部分は凄くあります。

──音楽活動する前からアニメは好きなんですか?

そうですね!アニメを観てLiSAを知ったし、LiSAが僕の音楽の起源でもあったんです。

Angel Beats!ってアニメが僕が一番最初に観たアニメで、衝撃を受けましたね。

あれでアニメ好きになった人多いんですよ。

──ホントに!? keyのやつでしょ、死んだ後の世界がどうのとかの観たけどもそんな衝撃だったかな。

いや、ホント面白くてよく出来たシナリオなんですよ。

あのアニメで出来たバンド「Girls Dead Monster」のボーカルの2代目がLiSAで、Girls Dead MonsterのCDのカップリングに入ってた曲でHighest Lifeって曲があるんですけどいい曲なんですよ。

──あーー、野球のときに流れた曲?

いやそれは一番の宝物です。

──・・・・(・ε・ )。

一番の宝物もいい曲なんですけど僕のそのときの心境にHighest Lifeって曲がなんか合ってて

生きる意味ってあるのかなって考えたことがあって、生きてるとどっかでなんで俺生きてるんだろうって思うじゃないですか

その時にこの曲を聴いて背中を押されたんですよね。

 

ライブに出るきっかけは”音楽を辞めようと思った”から

──じゃあ音楽的なインタビューにちょっと移っていきますね。なんでまた音楽の世界に飛び込もうと思ったんですか?

Zepp東京にEXIT TUNESさん主催の歌い手LIVEを観に行ったんです。もともとそらるさんを知っててこのZepp東京で開催されたEXIT TUNESさん主催の歌い手LIVEに出てると思って見に行ったら出演して無くて(苦笑)でも、これが僕の人生初ライブ観戦でした。

この時に「こんな世界もあるんだ、プロじゃ無くても音楽やれるんだ」思ってそこから興味をもってニコニコ動画とかに投稿はじめたりしました。その延長戦で今に至るって感じですね。

ぶっちゃけるとライブに出ようと思ったきっかけが”音楽を辞めようと思った”からなんです。

一区切りつけようと思ったんですよ。

動画投稿しててもパッとしないことが続いて、もういいかなって思って…。

それで出演したのがSTAR DUSTなんです。

辞めようと思って出たLIVEでは見たこと無い景色や場の空気感があって

何にも知らない栃木県民を会場全体が受け入れてくれたんです。

結構動画とかでは否定され続けてきたんですけど、そんな人間を温かく受け入れてくれる場所もあるんだって思って

辞めようって決断して出演したんですけどLIVE最後にまた出ようかなって言ったら周りに居た人たちが「また、やってよ!」って言ってくれてそれが凄く嬉しくて。なんていうか”あきちゃん”ってアーティストが続いてるのは自分の力じゃなくて周りに生かされたアーティストなんだって思ってます。なので、また同じ声を貰えるように”あきちゃん”として何をすることがベストなのか色々考えて、それが募りに募って主催LIVEを開催してみようってことに繋がったんです。

お客さんに何かを返したいっていう思いが強くて、活動3,4年ほど続けてて自分として今がそういう時期なんじゃないかなと思ってるんです。

長年続けてきてて色々変わっていったんです。お客さんの層も共演する人たちもいろんな事が変わっていってその変化してく中で対応しなきゃいけないって思ったんです。みんなが好きでいてくれる”あきちゃん”が変わってく環境の中でどうあるべきなのか僕なりに考えて、まず返せる人に返せる内に返していこうって思いが主催しようと思ったきっかけですね。

 
──主催LIVEへ向けて苦労とか無かったですか?

実は、いろんな事がうまくいき過ぎて苦労っていう苦労が無かったんですよ(笑)

ただ自分がイメージしてるものになるのかどうかっていうのはイベント当日になってみないとやっぱり分からないので、こればっかりは当日のお楽しみって感じですね。

個人的な見解を話すと今このサブカルチャーの界隈って主催ライブをすることが流行ってるような風習があるじゃないですか、みんな主催やれるなって思いますね。悪い意味じゃなくてですよ?なんか最近の人たちって度胸が据わってるなっていうか、やろうって決断する人たちはホントに凄いなって感じてます。自分の中でLIVEってなんていうか価値が高いもので、ちょっと昔はそれこそ簡単に出れないようなイメージがあったし、自分自身にとって音楽活動を辞めようと思ってたものを覆す衝撃のあるものなのでなかなか今に至るまで主催やろうって決断に踏み切れずに居ました。

1/21に自分が主催するイベント名が「Stardom Memories」っていうんですけど

僕的にはこれから伸し上がっていくアーティストに声かけて集めていて

このLIVEを通して演者にもいい影響があるように願ってますし、お客さんの中で夢とか無い人たちに自分と同じ体験をすることで僕らが誰かの道しるべになれたら、いい記憶になればと思ってこのタイトルにしました。

あ、分かる人にはわかるとおもうんですけど、お世話になったSTAR DUSTとFreedom Screamから一部タイトルを貰ってます(笑)

 
──タイトルに使って頂いてありがとうございます!今後アーティストとしてこうなっていきたいとかありますか?

それ、逆に最近考え無くなりました。

夢を掲げて突っ走る人が殆どだと思うんですけど、”あきちゃん”って活動を見返したときにやっぱり今居るお客さんに支えられてるって感じることが強くて

ちょっとまえに前に先を見据えて色んな事に挑戦しようと思ったんですけど、自分には合って無かったみたいで失敗して

そういう経験や今の気持ちを踏まえて今居る仲間と一歩一歩進んでいって今回の主催ライブとかでもそうですけど、進んでいったその先の延長線で何かみんなを笑顔にすることに繋がっていければいいかなと

これからよりも今をしっかりと生きたいって思います。

取材日:2018/1/7