【かっこよさとは…】正直ダサいと感じるアーティストはどんな人?

異論は認める

ご機嫌よう、木下ひばりです。

まず断っておきますが、ダサいとかかっこいいとか

そういう感情は人それぞれの好みによります。

この記事も私の独断と偏見によって決められた「ダサい」のお話です。

こんなこと思う人もいるんだな、くらいの軽い気持ちで読んでくださいね。

 

ダサいアーティストになんてなりたくない!

さて、歌でもダンスでも演劇でもなんでも、かっこいい、もしくは可愛く自分を見せてなんぼのもんです。

黄色い声援浴びたいです。ファンたくさんほしいです。「素敵でした!」って称賛されたいです。

自分のパフォーマンスを見てくれたお客さんに「あの人ダサかったね」なんて言われたら

もう立ち直れないレベルで凹みます。私だけかもしれませんが。

どうでもいいですが、「ダサい」の対義語、ご存知ですか?

「ナウい」ですよ。テストに出ます。嘘です出ません。

 

そもそも、ダサいってなーに?

「ダサい」の言葉だとちょっと漠然としすぎているので、もう少しかみ砕いてみましょう。

「今っぽくない」「あか抜けない」「野暮ったい」とか、このあたりでしょうか。

今の時代の流行と合っていないもの、と定義できそうですね。

しかし今回のテーマ、「ダサいと感じるアーティスト」です。

アーティストはステージで輝いてこそアーティスト。

ステージで輝いてない=ダサいアーティストになってしまうのです。

 

ダサく見えるポイントとは?

私自身、歌を歌って活動しているので

どうしてもボーカリスト寄りなお話になりますがご了承ください。

ステージに立つときに気を遣うポイントってたくさんありますが

 
・見た目

・パフォーマンス

・MC

今回はこの3つに焦点を当てて何がダサいのか考えてみましょう。

その1 見た目がダサい!

毎回服を新調しろとは言いません。何万も飛ばせとは言いません(ブーメラン)。

ですが、あまりにも普段着すぎるのはダサいです。

よれよれのTシャツとか、ボロボロのパンツとか、シワシワなスカートとか、汚れた靴とか。

最低限アイロンをかけるとか靴を磨く程度はしてください。

見た目と言ったら服だけじゃありませんよね。

髪型、気を遣ってますか?

巻いてみたり、結んでみたり、ワックスをつけてセットしたり

エクステをつけてアクセントになる色を入れてみる。

染めちゃったっていいんです。ウィッグも効果的です。

ちょっとくらい派手なことして大丈夫です。その方が印象に残ります。

まさかその髪のハネ、寝癖じゃないですよね?

もう一つ、見た目と言ったら重要なポイント。

そうです、メイクです。

ヴィジュアル系のようなメイクをしろなんて誰も言ってません。

しかし、ステージは少し暗くて、いつものメイクよりも華やかにしないとわかりません。

崩れにくいコスメを使うのも当たり前です。

ステージで動きます。本番前も緊張して汗かきます。溶けた顔でステージになんて出れませんよね。

いつも通りな姿が自分の持ち味で売りですと自信を持って言うならば結構です。

そのスタイルはロックでかっこいいです。

しかしその言葉を、美意識のなさを正当化するために使っているならばダサいです。

人前に出るんです。一番かっこいい自分を見せようと思って色々考えてください。

その2 パフォーマンスがダサい!

究極にダサいパフォーマンス。

きっとやってしまったり、見たことあったりすると思います。

棒立ちです。

緊張すると頭真っ白で動けなくなります。歌うだけで精一杯。笑顔も消えます。わかりますその気持ち。

しかし!見てる側からしたらつまらないことこの上ない!

手をちょっと大げさに振るだけでもいいんです。客席を指さすだけでもいいんです。

足でリズム刻むだけ、体を揺らすだけ、それも無理だったらマイクを両手で持つだけでも!!

棒立ちよりは百万倍素敵になるんです!!

もう一つ。プロでもたまに見かけます。

歌詞を間違えたり飛ばしたときに笑って誤魔化すこと。

何事もない顔をしましょう。むしろここで間違えたのはリハーサル通りです。

歌詞を飛ばしたんじゃないんです。もともとここは歌わないつもりだったんです。みたいな顔しましょう。

「あーやっちゃったー」みたいな顔や仕草は最高にダサいです。

「何笑ってんのお前の練習が足りないからだろ」と周りから思われること間違いなしです。

最初の内は難しいと思いますが、場数踏めば踏むだけ慣れてきて、体は動くようになるし緊張もしなくなります。

その3 MCがダサい!

MCって難しくないですか?

私は話すのが下手なので本音はMCやりたくないです。

しかしやらねばならないのです。

つまらない冗談飛ばすとか、話が根本的に面白くないとか

ダサいMCも色々ありますけれど、一番ダサいのはやっぱり、

「どこ見て話してるんですか?」って聞きたくなるくらい客席を見ないことですね。

緊張すると下ばっかり見ちゃうなんて人間なので当たり前のことです。仕方ないっちゃ仕方ないです。

でも、聞いてほしいから話しているんです。聞いてほしい人のことを見ないと、伝わるものも伝わりません。

しかも、下を向くのは自信のなさの表れです。見てくれているお客さんも心配になります。

恥ずかしくても緊張してても、前を向きましょう。

お客さんが自分のMCで笑ってくれたら嬉しいです。

どんなテンションで話せばいいか、お客さんの様子や場の雰囲気に合わせて変えていくこともできます。

長々と書きましたが、人前に立ってパフォーマンスするにあたって当たり前のことばかりです。

もし思い当たるところがありましたら、早急に改善するのをおすすめします。

 

みんな最初はダサいよ!

テレビで見かけるプロの方たちも、最初はみんなダサかったんです。

はじめからかっこいい人はいません。

少しずつステージを経験して、失敗して、改善して今に至るんです。

私たちもそうして少しずつ着実に成長するしかないんです。

たくさん失敗して恥ずかしい思いしましょう。失敗は挑戦した証拠です。めげずに次につなげてください。

私もよりよいパフォーマンスをするために

たくさん本を読んだり、勉強したり、筋トレしたり、メイクの研究したり、プロのライブ映像を見て技を盗んだりしています。

自宅でライブを想定して動きながら歌ったりもします(よく途中で母が仕事から帰ってきて打ち切られます)。

努力した分は絶対自分の力になります。努力しないとダサいままです。

「かっこよかったです!」の一言がもらえることを目指して頑張りましょうね!